英会話スクール・英会話カフェのIHCWAY
ビジネス英会話をさまざまなシチュエーション別に手軽に学べます。マンツーマン英会話スクール IHCWAYのサイトでビジネス英会話の表現を英会話の例文を音声を聞きながら学ぼう。

英会話スクールIHCWAY ビジネス英会話を学ぶ 各職場のビジネス英会話

2018年5月23日 19:16

国際入札についてのビジネス英会話

前回に続き、Bid/Tenderに関するビジネス英語を取り上げます。今回のテーマは国際入札です。

国際入札になると、条件はより複雑になります。
問題の一つは、電源です。小さな日本国内でも、電流の周波数が50ヘルツと60ヘルツに分かれていますが、国際的には電圧も大きく異なってきますから、電気仕様をその国仕様にして機械全体を製造しなければなりません。
入札仕様書上には、使用言語、コストに直結する消費電気量以外に、現在では、排水、排気、騒音、等環境に厳しい数値が設定されています。材料の鉄鋼も主要生産国自身が設定した基準があるので (日本ではJIS、米国ではASTMのように)どの国の使用基準が指定されているかを見落とすと、回復不可能な損害を生じます。
支払いは概ね、分割払い(installment)です。
通貨は何か(US$ 、JPY その他 )、支払い時期は、外為変動対策はどういうするか等のほか、付保、火災・自然災害などの不可抗力対策など、参加にあたっては細心の注意が必要です。
わかりやすい例として、大型船舶の場合の契約金支払いは、一般的に次のとおりです。

1. 契約時: 4分の1
2. 工事開始時:4分の1 (少なくとも数か月後)
3. 進水時 (今まで陸上工場で作ってきた船体を初めて水上に浮かべる) :4分の1
4. 引き渡し時 (少なくとも契約後一年は経過) :4分の1

これまでの説明は要旨程度にとどめています。あくまで、実務の感覚ベースで、競 売(Auction) ・入札(Bid/Tender)の関係をまとめると;
"Bid/Tender をAuction に置き換えることは有り得るが、Auction を Bid/Tender に同義的に置換することは不可"となります。

駅のレッスン情報

新宿渋谷恵比寿品川東京駅上野池袋浦和横浜など各駅で受けられるマンツーマン英会話教室。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語のマンツーマンにも対応の英会話スクール。 >>駅レッスン情報

マンツーマン英会話のIHCWAYお問い合わせ