ビジネス英会話を学ぶ 各職場のビジネス英会話

2014年11月26日 11:06

マット先生のビジネス英会話 動詞 "Reckon" について

動詞"Reckon"について 

ある商談の席で、双方の主張が激しくヒートアップ、一旦一息入れようと言うことになりインターミッションに入った時、交渉相手の一人が、「あなたは長く英国かオーストラリアに住んでいたのか?」と声をかけてきました。 
唐突な質問に戸惑って、何故そのような質問をするのか質したところ、「あなたの話の中に、"reckon"がたびたび出てくるからだ」と言い、そして「アメリカではまずは"figure"を使うところだ」と続けました。 

英語圏と言っても商用で北欧や東南アジアで過ごす時間が格段に長い私自身には、"reckon"は自然に出ただけでしたが、かと言ってfigure"を耳にしても違和感はありません。 しかし、アメリカ人にとって、日本人が"reckon"が口にすることはかなり衝撃的なようです。要は、私自身の頭の中に"reckon"と"figure"の使い分けが無かっただけなのですが。 

英語が国際語化したと言っても、common languageを標榜する本家本元の英米両国間にも溝がある事の、興味深い再発見の場でした。
肝心の商談の再開後は、"reckon"のお蔭か、話の通りもよくなり、何と無く和らいだ雰囲気の下、順調に進行して行きました。 

後日"reckon"について調べていて、興味深い一文を発見しました。紹介させていただきます。 

・ある英国人のtextより 
"Something that my American visitors often find surprising about British English is the copious use of the verb reckon." (作者詳細不明) 

・VOA interviewより
Dileri Borunda Johnston, author of Speak American: A Survival Guide to the Language and Culture of the U-S-A, seems to express that surprise: 
Quote 
"You know, like in England, it's quite common to say 'reckon' which in American English is quite unusual, or you might hear it in the South perhaps or in more old-fashioned contexts" 
"Yeah, and people in England say it sort of quite seriously, without meaning it to be funny or ironic or anything like that." 
"Nearest US equivalent to reckon, in most context, is figure, as in "I figure I'll go for a walk soon. 
Unquote 

高度なビジネス英語としては、米国人に"reckon"、英国や豪州人には"figure"をあえて使うなど言葉の面白さを利用するのも、時には相手の異なる関心を招き、交渉テーブルの距離を近づけることに役立たつかもしれません。 
しかし、それもあくまで"bona fide"の範囲の事であって、故意のわざとらしさは逆効果を招くことは自明の理です。