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2013年3月23日 19:20

英会話スクールは英語力を底上げする本当の英会話習得の教え方と習い方のメソッドが必要です。

マンツーマン英会話でも、カフェレッスンでも、立派なビルの英会話スクールでも、一番求められている重要な要素は、教え方のメソッドです。英会話の教え方のメソッド=習い方のメソッドは、お金をたくさん支払えば得られるものではありません。

最近の、英会話習得がファッションのように電車広告で宣伝されたり、企業が、英語ができないと仕事ができない人間のように見なしたりする傾向により、何か、腰を据えて英語を極める姿勢に、日本人全体が欠けてきたように感じます。浮足立って、付け焼き刃のように英語を学ぼうとすればするほど、英会話習得が遅れたり、その効率が悪かったりします。 

人が、英語及び語学を習得するとは何か?言葉を話し聞き理解できるとは何か?という問いがメソッドの発見のスタートであり、母国語の日本語を自然に話す自分自身の姿から、その答えが次第にわかるようになり、外国語である英会話の習得法も自然にわかってくるものです。むしろ、昔は、英会話習得法を真剣に研究する英語道の達人の同時通訳の先生方がいて、その道をリードされていました。

残念ながら、今は、英語教育事業を「金儲けの視点」だけから行おうとする輩のたむろする業界に堕ちた結果が現在の日本の英語教育界の姿です。英会話教育業は、商品を扱うファッションでも小売業でも商社でもなく、英会話教育を受ける消費者の英会話力を高めて初めて金銭を受け取れる業界です。そういう思いと実際の経営方針なくして、英会話スクールを経営する資格はないかもしれません。