英会話スクール・英会話カフェのIHCWAY
IHCWAYの一日一英会話。マンツーマン英会話なら英会話スクール IHCWAY。

英会話スクールIHCWAY 英会話の表現やイディオムを一日一分で学ぶ 一日一英会話

2016年5月16日 12:58

Off one's rocker ( 頭がおかしい ) マンツーマン英会話のMatt先生の発音付き

マンツーマン英会話レッスンの担当のMatt 先生の1日1英会話です。


Off one's rocker

To behave in a crazy manner. An act of madness or stupidity. 
正気ではない振る舞いをする。常軌を逸した、または愚かな行為をすること。

"I told my friend to stop climbing the tree. He was already too high up ! I think he must be off his rocker! "
私は友達に、木に登るのをやめるように言った。すでにもう、すごい高いところにいたのだ。彼は気がくるっている、と思う。

語源にはいくつかの説があります。
以前、アメリカの口語で「気が狂って」という意味を指すoff one's trolley という表現から来ているという説、もうひとつは、rocker には揺り椅子という意味もあるため、老人が寝ぼけて揺り椅子から落っこちる様子から来ているという説をご紹介しました。

今回は、もう一つの説を取り上げます。
それは17世紀末から20世紀初頭まで活躍した蒸気機関にまつわるもので、中でもビーム機関という、ポンプの両端に押し棒とピストンを鎖でつなぐシーソーのようなビームがあるのが特徴の方式に由来しています。
フェリーなどや軽量の船舶の他さまざまな物や、定置式オイルポンプなどにおいて、強力な動力として用いられました。

ビーム機関では、ポンプを動かすときに、ビームが前後に動くのですが、ピボットという軸からずれると、ビームがバタバタと外れて、ポンプが壊れてしまいます。
また、圧力の調整を誤っても、ビームがピボットから外れて飛んで行ってしまいます。
このピボットの別名が、rocker なのです。
このため、rockeからビームが勢いよく外れて、ポンプが激しく壊れる様子 off the rocker を、「頭がおかしくなる」ことに例えたと考えられています。

英語ネイティブによる発音は下記のリンクをクリックしてください。

駅のレッスン情報

新宿渋谷恵比寿品川東京駅上野池袋浦和横浜など各駅で受けられるマンツーマン英会話教室。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語のマンツーマンにも対応の英会話スクール。 >>駅レッスン情報

マンツーマン英会話のIHCWAYお問い合わせ