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2017年3月29日 12:53

Have an axe to grind(下心がある)英会話レッスンの Dustin 先生の英語慣用句 No.1591

英会話レッスンの担当の Dustin 先生による英語慣用句習得のための1日1英会話です。


To have an axe to grind


To have a dispute with someone. 

人と議論する、対立する。


"I have an axe to grind with Jack because he ate the last piece of pizza." 

私はジャックに対して恨みがある。なぜならピザの最後の一切れを食べてしまったからだ。


直訳すれば、研ぐべき斧を持っているとなりますが、これはベンジャミン・フランクリンによる寓話に由来しているとして有名なイディオムで、利己的な下心がある、 ひそかに個人的な目的を抱いている, という意味です。
フランクリンの創作したストーリーとは以下のようなものです。
ある朝、学校に行こうとしている鍛冶屋の息子のところに、下心のある客がやってきて 「 立派な子どもだ 」 と散々おだてあげます。子供はすっかり浮かれてしまい、「 父親の代わりにちょっと斧を研いでくれないか 」 と頼まれて、つい承諾してしまいます。
その斧は研ぎにくく、学校のチャイムが鳴る中、完全に遅刻しながら四苦八苦してようやく研いだのですが、斧を渡すと、客は御礼どころか 「 このいたずら小僧め、学校をさぼりやがって。サッサと行かないと後悔するぞ!」と言い放ったのです。
フランクリンは、このエピソードにより、お世辞を言いながら何かを得ようとして近づいてくる人に騙されてはいけない、そのような自分勝手な下心は注目に値しない、という戒めを伝えたかったようです。

他にも、「不満がある」「他人に正しいと説得すべき、強烈な個人的強い主張がある」という意味もあるため、このイディオムの持つ意味は幅広いと言えます。本日の例文は、こちらにあたります。

なお、axe ax とも表記します。



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